@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000394, author = {西原, 麻里 and NISHIHARA, Mari}, issue = {61}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE}, month = {Mar}, note = {本研究は、1990年代の小学生向け少女マンガ雑誌に掲載されたさまざまな作品を対象に、少女マンガの主流な雑誌においてジェンダー規範や異性愛規範がどのように表現されているかを考察するものである。本稿では、そのために実施した日本のアーカイブ施設における雑誌の悉皆調査の結果と、そこから把握できた人気作の特徴と傾向を報告する。  調査の結果、『りぼん』人気作は学校など日常空間を舞台とし、身近な存在との関係のなかで起こるトラブルを解決したり、主人公たちが恋愛に対して活発な行動をとったりしていた。『なかよし』人気作は異世界などファンタジー空間を舞台とし、世界の危機を救う物語や、恋愛だけでなく少女同士の友愛関係を重視する傾向がみられた。どちらも恋愛(異性愛)が物語のベースにあるが、その描き方や物語内での組み込まれ方に大きな違いがあることがわかった。}, pages = {139--146}, title = {少女マンガ雑誌『りぼん』『なかよし』の調査:1990年代における人気作の特徴と傾向}, year = {2023}, yomi = {ニシハラ, マリ} }