@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000274, author = {杉山, 実加 and SUGIYAMA, Mika}, issue = {59}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE}, month = {Mar}, note = {本稿は、明治期以降に大衆が「逸脱した母」とみなした乳幼児の母親像を明らかにする研究の一部である雑誌記事検討を行ったものである。明治20年代に出版された女性雑誌に掲載された乳幼児の母親の言動に関する記事を抽出し、母親のどのような言動が否定的に扱われていたのかを明らかにした。本稿で取り上げた3誌では、否定的に取り上げられていた母親の言動を7点示した。子どもの我儘を許すかについては賛否が別れており、家族観が変化する中で母親の対応についても複数の価値観が混在していた状況であったことが窺えた。また、祖父母の助けを借りて育児をする母、新しい女性の在り方を体現している母は、この時点では否定的に扱われていた。これらの姿がいつ頃から肯定的に受け止められ、新たな「逸脱した母」の言動が生まれていったのかは、今後の研究課題である。}, pages = {165--177}, title = {明治20年頃の女性雑誌において「逸脱した母」とされた乳幼児の母親像}, year = {2021}, yomi = {スギヤマ, ミカ} }