@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000271, author = {髙野, 真悟 and TAKANO, Shingo}, issue = {59}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE}, month = {Mar}, note = {医療・福祉施設におけるアートやデザインは患者のストレスを軽減し、気を紛らわせる効果が期待できる。特に子どもの療養環境において心理的な負担を軽減する目的で取り入れられてきた。筆者はそのようなヘルスケアアート(以下HCA)の活動を2011年から現在に至るまで携わってきた。2015年に竣工した富山県リハビリテーション病院・こども支援センターにおけるHCAではアーティストとしてデザインとアートの制作を担当した。本報告では実践内容の報告に加え、壁画制作に参加した学生の意識調査と設置から5年後に職員へのアンケート調査からHCAの意義を考察する。  調査結果として壁画制作を経験した学生は作品が残る喜びと達成感を感じ、楽しみながら社会貢献できると感じていた。設置したHCAについては・癒しや不安軽減など子ども患者にとって望ましい環境を作る・子ども患者のリハビリテーションのモチベーションとなる・子ども患者とその家族、患者と職員のコミュニケーションの助けとなる・目印として場所の認識を助ける・職員の労務軽減、モチベーション向上の可能性・病院に愛着を与え、病院のオリジナリティにつながるといった意義が確認できた。}, pages = {123--135}, title = {子どもの療養環境におけるヘルスケアアートの実践とその意義}, year = {2021}, yomi = {タカノ, シンゴ} }