@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000262, author = {茶谷, 淳一 and CHATANI, Junichi}, issue = {59}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE}, month = {Mar}, note = {近年、通貨(staple coin)のデジタル化に関する検討が各国政府・中央銀行で進められている。なかでも中国では浙江省で実証実験に入るなど、デジタル人民元の実用化がもっとも早期に実現しそうである。この人民元のデジタル化を急ぐ背景には人民元の基軸通貨化、国際通貨化を図ろうという中国政府の意図があると言われている。では果たしてデジタル人民元は基軸通貨・国際通貨となることができるかだろか。そこでこの問題をデジタル通貨が基軸通貨・国際通貨になることができるか、中国人民元が基軸通貨・国際通貨になることができるか、という二つの視角から検討した。その結果、現代世界経済において基軸通貨、国際通貨に求められる諸条件が、戦後ドルが基軸通貨、国際通貨となった時とは大きく変化していることを踏まえ、この諸条件をデジタル通貨、及び中国人民元が満たすことができないだろうという結論に至った。}, pages = {33--46}, title = {デジタル人民元は基軸通貨・国際通貨となりうるか? ─現代基軸通貨・国際通貨考 その1─}, year = {2021}, yomi = {チャタニ, ジュンイチ} }