@misc{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000240, author = {古田, 美津子 and FURUTA, Mitsuko}, month = {2020-03-31}, note = {本研究では、保育士が利用者支援事業の専門員として従事する際にどのような専門性を生かすことができるのかを探るために、利用者支援事業を行っている100の施設へアンケート調査を行った(回収率54%、有効回答率53%)。その結果、保育所保育指針解説書(2008)にある6つの専門性のうち、「発達援助」、「相談・助言に関する」、「親子関係を構築するため」の3つの知識・技術については「必要である」とする高い意識が表れたが、残りの「生活援助」、「遊びを展開する」、「環境構成」の3つの知識・技術については必要なものとしての意識が低かった。 この結果を補完するために、保育士資格を持った専門員2人にインタビュー調査を行った。その結果、保育士は6つの専門性すべてを発揮しているのに、自らが持つ専門性を意識化できていないことが明らかになった。保育士が利用者支援事業の専門員として従事する際には、6つの専門性を意識した振り返りを行うことで、より効果的な支援を行うことができると考える。また、利用者支援事業に必要なソーシャルワーク的なことについては、保育士として保護者や地域のさまざまな機関等と関わりを持つ経験知が有効であることが示唆された。}, title = {利用者支援事業において保育士が専門員として生かすことができる専門性は何か(要旨のみ)}, year = {}, yomi = {フルタ, ミツコ} }