@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:02000068, author = {高須, 裕美 and TAKASU, Hiromi}, issue = {62}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE}, month = {Mar}, note = {本研究は, 保育者養成課程でピアノ初学者の学生が, 授業の過程においてどのように弾き歌いの苦手意識から抜け出していくのかを明らかにするものである。研究協力者1名に対して, 各授業における体験と語彙記述による意識調査を行い, その心理的プロセスにおける変容を複線経路・等至性モデルを用いて分析することを試みた。その結果, この事例における苦手意識は, 「弾くことと歌うことの同時行為が維持できないために起こる段階」「弾くことと歌うことのどちらかの行為に起こる段階」の2段階に分けられた。またピアノ初心者である研究力者は, 技術的な解決方法が分からず, 苦手意識を軽減するために, エラー(間違い弾き)を繰り返し強化する期間があったことも明らかになった。このような苦手意識を払拭させていく過程においては, 指導者が同時行為を支えるために, 一定期間, 学生と一緒に歌う行為を繰り返し, 出だしのタイミングや音程のピッチマッチングの経験を積み重ねていく, 実際に子どもが歌いやすい弾き歌いを実際に検討するといった, 弾き歌いの捉え方が変化するような指導の可能性, またピアノ初学者に対する指導側の理解が, 早期克服につながることを示唆した。}, pages = {47--55}, title = {弾き歌い初学者の苦手意識の変容 ―保育者養成課程音楽授業におけるケーススタディ―}, year = {2024}, yomi = {タカス, ヒロミ} }