@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000184, author = {斎, 孝則 and SAI, Takanori}, issue = {11}, journal = {桜花学園大学学芸学部研究紀要, JSLA (Journal of the School of Liberal Arts)}, month = {Nov}, note = {本稿では、小中高で使われている教科書の研究を通して、現代の日本の歴史教育には神話、日本、天皇が不在であること、その根本的理由が、戦後70年経った今も、日本人が占領軍のWGIPという恐るべき宣伝計画の影響下にあるからだということを明らかにし、「日本研究」の哲学的根拠とするとともに、この現状を乗り越えていくに必要な哲学的根拠を、次の通り6点示した。 (1)神話を歴史の中に位置付ける、(2)「日本」という国名を歴史の中に位置づける、(3)天皇の存在を歴史の中に位置づける、(4)戦争に関わって欠落している記述(原爆を投下した主体。戦死した軍人と英霊)を補う、(5)占領に関わって欠落している記述(WGIP。プレス・コード)を補う。(6)歴史用語(太平洋戦争、人間宣言、A級戦犯/戦争犯罪者、"emperor")の適切性を慎重に吟味する。 どれひとつ取っても簡単なものはない。何しろ文部科学省ですら「大東亜戦争」と書くことを「許容する」などと口走る途方も無い時代である。戦後70年間続いてきたかかる悪弊を取り除くのは想像を絶する大事業だが、昭和天皇のお言葉をお借りするなら、「自ら奮い自ら励まし、もってこの大業を成就」したいと思う。}, pages = {1--16}, title = {「日本研究」の哲学的根拠 ーWar Guilt Imformation Program の超克ー}, year = {2019}, yomi = {サイ, タカノリ} }