@article{oai:ohka.repo.nii.ac.jp:00000118, author = {鶴田, 武志 and TSURUTA,Takeshi}, issue = {56}, journal = {名古屋短期大学研究紀要, Bulletin of Nagoya College}, month = {Mar}, note = {松竹映画「彩り河」(1984)は、霧プロが製作した最後の映画である。前年に公開された「迷走地図」(1983)におて、霧プロの双璧である原作者、松本清張と松竹側の筆頭、野村芳太郎との間に決定的亀裂が起こったこともあり、「彩り河」はその煽りを受けた失敗作とされてきた。しかし、ここには1980年代の松本清張の作風の変化と松竹映画との相性の悪さなど、小説を商業映画にしていくプロセスにおける構造的欠陥が「彩り河」自体で顕在化してきたからに他ならない。本論では、その観点から今までなされてこなかった原作「彩り河」の表現構造分析、映画製作の過程を検証することで、作品がメディアを越境する際に起きる諸相、清張自身の自作映像化への目論見などを炙り出す。}, pages = {225--243}, title = {松本清張「彩り河」論:小説と映像の狭間に見る夢}, year = {2018}, yomi = {ツルタ, タケシ} }